セミナーレポート「損する相続対策と資産を守る事業承継」「賃料査定の基本と満室経営戦略セミナー」
10月25日(土)にオンラインセミナー
「損する相続対策と資産を守る事業承継」、「賃料査定の基本と満室経営戦略セミナー」
が開催されました。(セミナーの詳細はこちら)
アンケート結果では参加者全員が「満足」と回答し、大好評でした。
今回の記事では、どのようなセミナーだったのか、一部を抜粋してお伝えします。
少しでも気になった方は、動画配信でぜひご覧くださいね。
※各講演の全編動画は以下よりご視聴いただけます
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【渡邊浩滋税理士】損する相続対策と資産を守る事業承継

「借金=節税」は誤解。間違った相続対策の落とし穴
「配偶者に相続させれば安心」「借金をすれば相続税が減る」といった
不動産オーナーの“よくある誤解”をデータで解説。
借金をしても資産全体の評価は変わらず、「借金をしただけでは相続税は減らない」、
安易な対策が後々の負担を増やすリスクがある点を
具体的なシミュレーションを交えながらご説明いただきました。
引き継がれない不動産の共通点
今の時代「不動産を引き継ぎたくない」と考える二代目が増えているのが現実です。
古い建物・修繕費の負担・収益性の低下など、
“手間ばかりかかる不動産”は次世代に敬遠されがちです。
事業として魅力を保つためには、
手間を減らし、修繕や資金繰りを計画的に整える必要があります。
「継ぎたい」不動産に変える3つのポイント
では、どうすれば“継ぎたくなる”賃貸経営にできるのでしょう。
セミナーでは以下の3つのポイントを挙げました。
- 賃貸経営に手間がかからない状態に整える
- 修繕や積立を行い、安心して運営できる状態にする
- 借金があっても、数字で安全性を示す仕組みを持つ
また、建て替えや修繕を「家族を巻き込むチャンス」として活かすこともできます。
「数字で示し、対話で伝えることが最大の相続対策」と言えるでしょう。
不動産売却に関すること以外でも、税に関する疑問や相談にたくさん答えてくださいました。
全編の動画配信では、参加者の質疑応答部分も公開しております。(約5分のサンプル動画はこちら)
ビズアナオーナーに無料登録して、ぜひ全編動画をご視聴ください。
【久保田克洋氏】賃料査定の基本と満室経営戦略セミナー

感覚に頼らない「AI×統計分析」の賃料査定
AIや統計分析を活用した賃料査定の最新の手法では、
「駅距離」「築年数」「間取り」などの物件属性だけでなく、
周辺エリアの稼働率や成約実績を数値化し、
データベースに基づいて最適な賃料を提示することが可能です。
これにより、従来の“経験値”や“感覚”に頼る査定から脱却し、
根拠ある賃料設定を実現することができます。
99%入居率を維持する仕組み
ADIが13年連続で入居率99%以上を維持できている背景には、
緻密な稼働率管理と空室期間の明確な基準があります。
例えば、目標稼働率から逆算して平均空室日数を「29日以内」と定義し、
退去から1カ月以内に次の入居が決まるよう、
データを基に募集タイミングや条件を見直す体制を整えています。
データが導く「満室経営」の新常識
賃貸市場の変化が激しい今、
過去の実績や周囲の相場だけに頼る経営ではリスクが増す一方です。
「空室が出るのは偶然ではなく、データで防げる」ので、
数字に基づく経営の重要性を改めて考えてみてください。
全編の動画配信では、参加者の質疑応答部分も公開しております。(約5分のサンプル動画はこちら)
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まとめ「共通するメッセージは”数字で示し、仕組みで守る”」
2つのセミナーに共通していたのは、見える化と仕組み化の重要性です。
相続対策も賃料設定も、“なんとなく”の判断がリスクを生みます。
データで現状を把握し、計画的に備えることで、
不動産は“守る資産”から“育てる資産”へと変わる。
そのことを実感できるセミナーとなりました。
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