2022.09.30 賃貸管理 家賃収入家賃計算

【簡単】家賃管理をExcel(エクセル)でする方法!役立つテクニックやツールを紹介

パソコンを開いて分析をする女性

賃貸経営の家賃管理をする際、多くのオーナーは、Excel(エクセル)の利用を検討します。費用をかけず気軽に利用できるためです。

しかし、Excelは表計算ソフトであり、家賃管理に特化したツールではありません。家賃管理のために利用するには、自身で表を作成する必要があります。

本記事では、家賃管理をExcelでする具体的な方法を説明します。役立つテクニックやツールも紹介するので、ぜひ今後の賃貸経営で役立ててください。

Excelで家賃管理表を作成する方法

ここではExcelで家賃管理をする具体的な方法を紹介します。ぜひ同時に作業してみましょう。

確認する項目

家賃管理をExcelで行うには、以下の情報を記載する必要があります。

  • 物件名
  • 部屋番号
  • 契約者名
  • 振込名義
  • 家賃
  • 共益費
  • 合計金額
  • 入金日
  • 入金額
  • 入金方法
  • 滞納の有無

また上記の情報を記載するために、以下の内容を事前に確認しておきましょう。

  • 家賃の合計金額
  • 入居者ごとの家賃の支払い方法
  • 家賃の入金状況
  • 入居者の個人情報

これらの情報を確認しておくと、正確な家賃管理表をExcelで作成できます。

作成手順

Excelで家賃管理を行う実際の手順は、以下のとおりです。

手順①最上段のA列からK列に前述した項目の情報を記載する

最上段のA列からK列に前述した項目の情報を記載する

手順②表にしたい範囲を指定する

表にしたい範囲を指定する

手順③ホームのスタイルの中にある「テーブルとして書式設定」を選択して表にする

ホームのスタイルの中にある「テーブルとして書式設定」を選択する

表にする

手順④合計金額の欄はホームの「オートSUM」から「合計」を選択して「家賃」と「共益費」の欄を指定する

ホームの「オートSUM」から「合計」を選択する

「家賃」と「共益費」の欄を指定する

完成

完成した家賃管理表

これで、初歩的な家賃管理表の作成が完了です。

知っておくと役立つテクニック!

Excelで家賃管理表を作成する際は、「未入金の場合や過不足がある場合に色分けしておく」のがおすすめです。

セルが色付きになることで誰が家賃を入金していないかが一目でわかるため、見逃すリスクを軽減できます。

未入金の場合にセルに色をつける具体的な方法は、以下のとおりです。

  1. 入金日など色付けしたい場所をドラッグして選択する
  2. 「ホーム」の「条件付き書式」を選択する
  3. 「新しいルール」を選択する
  4. 「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択する
  5. 「次のセルのみを書式設定」で「空白」を選択する
  6. 「書式」をクリックして「塗りつぶし」で任意の色を選択する

すると、以下の画像のように未入金の人が一目でわかります。

未入金がわかる家賃管理表

なお、その他のExcelで家賃管理表を作成する際は、以下のようなテクニックも知っておくと役立ちます。

  • 入金済・未入金など表記の統一のため、「入力規則」を活用して選択制にする
  • 「フィルター」を利用して督促が必要な入居者をソートする
  • 「IF関数」を利用して入金・未入金を自動に反映させるようにする

インターネット上のExcelテンプレートを活用する

自分でExcelを利用した家賃管理表を作成できない方は、インターネット上のExcelテンプレートを利用してみてもよいでしょう。

ただし、以下のデメリットがあるため、基本的には自分で作成することをおすすめします。

  • Excelテンプレートがそのまま利用できずに編集しなおさなければならない可能性がある
  • 信頼性の高いExcelテンプレートを探す手間がかかる
  • ダウンロードが必要なためセキュリティ上のリスクがある

どうしてもExcelテンプレートを使用したい方は、上記のデメリットを理解したうえで活用しましょう。

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家賃管理の重要性

家賃管理は単に家賃の収支を確認する目的があるだけでなく、賃貸経営全体の改善につながります。

そのため、賃貸経営を行ううえで、家賃管理は必要不可欠な業務です。

これから賃貸経営を行う方や家賃管理を実施していない方は、家賃管理を行う重要性を理解しておきましょう。

資金管理に役立つ

家賃管理を行うと、健全な賃貸経営を行うための資金管理に役立ちます。月々の収入を正確に把握すれば、資金計画を綿密に練ることができます。

しかも、家賃を滞納しやすい住人なども把握できるので、賃貸経営におけるリスクも把握できます。

家賃管理は管理会社にすべて任せるのではなく、自分でも必ず行いましょう。自分で家賃管理すれば赤字経営にならないように、よりしっかりとした資金管理を行えるようになるはずです。

滞納者に対する督促に役立つ

安定した賃貸経営をするには、家賃の回収や滞納時の対応が非常に重要です。滞納者を把握したら入居者へ督促するか、債権回収業者に依頼する必要があります。

家賃管理がしっかりとできていないと、滞納者を見逃してしまうことになりかねません。

なお、管理会社に依頼している場合も同様です。管理会社の対応が遅れるおそれもあるため、自分で家賃管理を行っておく必要があります。家賃管理をしっかりと行って家賃滞納の常習化を防ぎましょう。

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ツールを活用すればより便利!どういう人に向いている?

Excelは家賃管理のために作成されたソフトではありません。最近では家賃管理に特化したツールもあるため、うまく活用することをおすすめします。

家賃管理をさらに自動化!無料で使えるビズアナオーナーとは?

Excelで行うより家賃管理をさらに自動化したいなら、ビズアナオーナーがおすすめです。

ビズアナオーナーは、賃貸経営にまつわる様々なお悩みを解決するためのWEBサービスです。メインとなる家賃管理の機能には、以下のような特徴があります。

  • 収支報告書を送るだけなので入力の手間がかからない
  • 利用料や登録料などの費用が一切かからない
  • パソコンやスマホでどこからでも確認できる

そもそもExcelでの家賃管理はデメリットがある?

Excelは社会人経験を持つ方のほとんどが、基本的な操作知識を持っているでしょう。現在所有しているパソコンにインストールされていれば、追加費用を支払わずに利用できます。

一方で、以下のようなデメリットもあることを、家賃管理のツールとして利用するなら理解しておきましょう。

  • ファイルの破損やデータが消失するリスクがある
  • ファイルの持ち出しが容易であるため情報が流出してしまうリスクがある
  • 数値の入力ミスが発生する
  • 1から自分で表を作成する必要があるため手間がかかる

デメリットが気になる方は賃貸管理ツールの利用も検討してみましょう。

自分でデータ化する手間が省きたい人

Excelで家賃管理をする場合は、管理会社から送付された収支報告書や、自分の口座の入金履歴を確認して自分で入力する必要があります。

この入力する手間や時間を省きたい方は、家賃管理が簡単にできるツールを使用しましょう。

家賃管理に特化したツールを使用するメリットは、以下のとおりです。

  • パソコンだけでなくスマホでも情報の確認や更新ができる
  • 複数人で同時入力ができる
  • 自分で管理表を作成する必要がない

管理物件を増やす予定の人

管理物件を増やす予定のある人やすでに複数の物件を管理している方は、Excelではなく賃貸管理ツールが向いています。

Excelで家賃管理をする場合、入居の人数が増えてくると業務量が増えて、二重入力などの入力ミスが起きやすくなります。

その点、賃貸管理ツールは不動産管理のためのツールとして開発されており、操作が簡単でミスを防ぎやすく工夫されています。

また、無料で利用できるビズアナオーナーでは、収支報告書を送るだけでデータ入力が完了します。そもそも家賃管理に関する事務作業量を削減できます。

賃貸経営の規模が大きいほど、ミスをしたときの損害は多いです。複数の物件を管理している方は、ビズアナオーナーを利用しましょう。


ビズアナオーナーってなに?

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  • 家賃や経費などの入力作業は事務局が行うため手間をかけずに管理できる
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